CCNA ICND2の勉強 GLBP

GLBPとは

• シスコ独自のデフォルトゲートウェイ冗長化技術
• Gateway Load Balancing Protocolの略
• シスコ独自なので、シスコ製の機器同士の場合にしか使用できない。
• 複数のゲートウェイでIPアドレスとMACアドレスを共有する。
• そのため、端末のデフォルトゲートウェイのパスを冗長させることができる。
• GLBPは、HSRPやVRRPのように稼動系と待機系をわけず、全てのルータを利用する。（ロードバランスする。これがGLBPの一番の特徴）

仮想IPアドレス

• GLBPグループで共有するIPアドレス。
• 端末のデフォルトゲートウェイのIPアドレスにはこれを設定する。

仮想MACアドレス

• HSRPグループで共有するMACアドレス。
• 端末のARPテーブルには、これがキャッシュされる。
• AVGが自動で割り当てる。

仮想ルータ

• AVFにより構成される。

AVF

• Active Virtual Forwarderの略
• 仮想IPアドレス、仮想MACアドレスが宛先のトラフィックを処理する。

AVG

• Active Virtual Gatewayの略
• ARPの応答や、AVFへのMACの自動割当等を行う。
• AVGはGLBPグループに１つ。

GLBPグループ

• GLBPの仮想ルータを構成する最大４台のルータのグループ。

GLBPプライオリティ

• AVGがどのルータになるか決めるための優先度。
• 高い値を持つルータがAVGになる。
• 100がデフォルト。

徹底攻略Cisco CCNA Routing & Switching教科書ICND2編[200-101J][200-120J]対応 (ITプロ/ITエンジニアのための徹底攻略)