CCNA ICND2の勉強 VRRP

VRRPとは

• Virtual Router Redundancy Protocolの略
• デフォルトゲートウェイ冗長化技術
• RFC3768で標準化されている。（Cisco以外のルータでも使用可能）
• デフォルトゲートウェイに設定されているルータがダウンすると、別のルータがデフォルトゲートウェイの役割を引き継ぐ（これで冗長性を確保する。）
• このとき、引き継ぎ中は通信不能となるが、引き継ぎ完了すると通信可能となる。

仮想IPアドレスとは

• 通常、ルータの物理的なインターフェースに設定されているIPアドレスを仮想IPアドレスとして設定する。
• 端末のデフォルトゲートウェイのIPアドレスにこれを設定する。
• 仮想IPアドレスと同じIPアドレスを保持するルータがMasterルータとなる。
• →Masterルータを見つけるには、これを使うといい。

仮想MACアドレスとは

• 端末のARPテーブルにキャッシュされる。
• 0000.5e00.01[VRRPグループ]が仮想MACアドレスとなる。

仮想ルータとは

• MasterルータとBackupルータにより構成される。

マスタールータとは

• 通常動作するルータ。

バックアップルータとは

• マスタールータがダウンした場合に役割を引き継いで動作するルータ。

VRRPグループとは

• VRRPの仮想ルータを構成するルータのグループ。

VRRPプライオリティとは

• マスタールータにするか、バックアップルータにするかを決めるための優先度。
• マスタールータのI/Fは、自動でプライオリティが255になる。これは変更できない。

PLANEX VRRP対応セキュアストレージ BBルータ BRC-14VG