CCNA ICND2の勉強 EIGRPとは?
EIGPの特徴
- Ciscoの独自プロトコル。そのため、他社製品では使用不可。
- クラスレスルーティングプロトコル。
- 自動集約をサポートしている。
- 自身が属しているAS番号内の経路をInternal(内部)、他のAS番号に属している経路やEIGRP以外のルーティングプロトコルで学習した経路をexternal(外部)として識別する。
- 拡張ディスタンスベクタ型ルーティングである。(別名:ハイブリッドルーティング)
- 「ネイバーテーブル」、「トポロジテーブル」、「ルーティングテーブル」の3つのテーブルを保持している。
- 「DUAL」というルーティングアルゴリズムを使用する。
- メトリックは帯域幅・遅延・信頼性・負荷を基に計算する複合メトリックを使う。
- 不等コストロードバランシングをサポートしている。
- IPだけでなく,Novell IPXやAppleTalkのルーテッドプロトコルもサポートしている。
不等コストロードバランシングとは?
メトリックが等しくない経路での負荷分散を可能にする。
サクセサとは
データを宛先へと送信する最適な経路。
フィージブルサクセサとは
サクセサのバックアップ。
EIGPを設定するために必要なコマンド
router eigrp 1
network 192.168.1.1 0.0.0.255
no auto-summary
ネイバーテーブルとは
Helloパケットのやり取りによって取得した、隣接ルータの情報を登録しているテーブル。
トポロジテーブルとは
ネイバーテーブルの情報を基に、ある宛先に到達可能な全ての経路情報を全て登録しているテーブル。
ルーティングテーブル
トポロジテーブルからサクセサを抜き出したテーブル
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